世界最小タフネススマホ「Unihertz Atom」レビュー! iPhoneから乗り換えた理由も

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    この記事に書いてあること

世界最小のタフネススマホ「Unihertz Atom」をロードバイクやランニングといったトレーニングをメインに使い、GARMIN(ガーミン)との連携についての注意点などをまとめました。そして、ボクうえせいがiPhoneユーザーを辞めた理由も合わせてご紹介させてもらっています。

電車に乗り込み、かばんの中からKindleを取り出す。読みかけの本が4〜5冊くらいあって、その中から今の気分にあった本を選び、前に読み終わったところから続きを読み出すも、忘れててたりするから少しさかのぼって読み始める。
もしくは、忙しい時に座席に座ることができたら、MacBookかiPadを取り出して、ブログの続きを書き始めたりする。

うえせいの電車内の過ごし方はこんな感じです。

よく考えると、移動中場所を調べたり通知を確認する以外は、ほとんどスマートフォンを使わないし、写真はRICOHのGRⅢというカメラで撮るのお気に入りなので、よく考えるとスマートフォンはあまり使っていない。

それならば、トライアスロンバイクに乗る時や、ランニングに気兼ねなく持っていけるタフネス仕様で、しかも小さなスマートフォンがトライアスロンをするボクにとってはベストな選択だと思い、高性能な「iPhone XS Max」を手放し、新たなスマホとして「Unihertz Atom」を購入しました。

そして、半月ほどGARMIN(ガーミン)とともに使ったので、その感想をご紹介させていただきます。

 

「Unihertz Atom」外観

手との比較で見てもかなり小さいことが分かってもらえると思います。
unihertz atom

 
iPhone XS Maxと比べるとかなり小さい
IPhone XS Maxとの比較

 
iPhone XSと比較すると、厚みはかなりあります。
Unihertz Atomの厚さ

uesei.png
うえせい

この小ささで、薄かったらスルッと落ちやすいので、このくらいが持ちやすいです

uesei.png
うえせい

ちなみに写真は撮れてませんが、Unihertz AtomはUSBの規格は「USB-C」です。

デュアルSIMに対応しています。
デュアルSIM

 

GARMIN(ガーミン)アダプタで、自転車にマウント

見た目は、まるでサイクルコンピューター
Unihertz Atom

近くで見ると、アイコンが並ぶスマホだが、かなり自転車にフィットしています。
Unihertz Atom

 

レックマウントのGARMIN(ガーミン)アダプタ取り付け

こんなにロードバイクにマッチしている「Unihertz Atom」だが、自転車にマウントするための専用パーツは無い(オートバイにマウントするパーツはあるので流用することは可能ですが)ので、DIYをすることになります。

 

クリップケースを流用しました

Unihertz Atomケース

当初はクリップ部分にGARMIN(ガーミン)アダプターを貼り付けようと思ったのですが、思ったよりクリップ部分が小さかったこともあり、クリップをDIYで取ってしまうことにしました。
クリップ部分

 
この部分をニッパーでカット
ヒンジ部分

 
クリップ部分をカットしました。
クリップを外した図

 
GARMIN(ガーミン)アダプタをそのまま装着するとちょっと大きい様子
アダプタが少し大きい

 
スポンジ部分を少しカットしました。
スポンジ部分をカット

 
強力な両面テープでしっかり貼り付けることができました。
GARMIN(ガーミン)アダプタ装着

 

WahooセンサーとBluetooth心拍計との併用で、サイクルコンピューターとして利用

ボクうえせいは、いつもGARMIN(ガーミン)の腕時計を愛用しているのですが、GARMIN(ガーミン)のGPS時計やサイクルコンピューターがセンサーと接続するための通信規格は、スマートフォンでは一般的なBluetoothではなく、ANT+という通信規格。

しかし、ANT+に対応したスマートフォンはとても少なく、今回相棒に選んだ「Unihertz Atom」も例外ではなくANT+には対応していません。

こんなときでもWahooのセンサーなら、BluetoothとANT+両方の通信規格に対応しているため、GARMIN(ガーミン)の時計に対してはANT+、スマートフォンである「Unihertz Atom」にはBluetoothと両方一度に接続して使うことができます。

uesei.png
うえせい

GPS時計でログを取りながら、「Unihertz Atom」をサイクルコンピューターとして利用することを同時にできるんです!

 

GARMIN(ガーミン)のGPS時計と同期して使うにはちょっとした設定も必要

今までiPhoneと同期させて使用していたのですが、特に特別な設定をしなくても、GARMIN(ガーミン)の「Connect Mobile」というアプリを使って順序どおりにして接続すれば、遠くに離れない限りBluetoothで常時つながっていて、勝手に同期してくれていました。

ところが、Android OSの「Unihertz Atom」に機種変更して、そちらにBluetooth接続してみると、iPhone同様いとも簡単に接続できたのですが、「Unihertz Atom」をスリープさせると同時にBluetooth接続が切れるという現象がおきました。

以前も何度かAndroidスマホを使ったことがあったのですが、そのときはこのような症状はありませんでした。

新しいAndroid OSか、「Unihertz Atom」の独自機能か、その両方か分かりませんが、バックグラウンドで動作しないようになっているのだろうという予測のもとで、いろいろ触りまくって、2つの設定をオフにすることで、「Unihertz Atom」とGARMIN(ガーミン)GPS時計を常時Bluetooth接続できることが確認できました。

 

設定アプリ内の「DuraSpeed」

Duraspeed

▼「Connect」をオンにして、バックグラウンドで動作できるようにする
connectをオンにする

 

設定アプリ内の「Smart Assistant」

スマートアシスタント

▼「Connect」アプリを選ぶ
Connectを選ぶ

▼「Background Cleanup」をオフにする
Background Cleanup

uesei.png
うえせい

この2つの設定を行ったら、常時BluetoothでGARMIN(ガーミン)のGPS時計と接続ができるようになりました!

 

そして、iPhoneをやめた5つの理由

1.そんなに使ってない

スマートフォンの使い方も人それぞれで、普段の情報収集から写真の撮影などなど、生活のかなりの部分をスマートフォンで行う人や、ちょっとした暇つぶし以外は連絡手段にしか使わない人。

 

2.ボクが小さい画面で仕事ができないタイプだとわかった

スマートフォンでも大きな画面の部類に入る「iPhone XS Max」ならキーボードと一緒に持ち歩くことで、仕事に使えるんじゃないか思っていましたが、スマートフォンの中では大きくても、PCやタブレットなどと比較すると画面は小さいし、電車の中で座席に座っていたとしても、キーボードと2つ膝の上に置くのはバランス的に結構難しい。

結局「iPhone XS Max」も、情報を受け取るばかりではなく発信したり、書類を作ったりという使い方はほとんど出来ないでいましたから、iPhoneのような高性能機でなくてもよいということになります。

 

3.スマホ依存な感じがダサい気がしてきた

電車内のスマートフォン
▲Adobe Stockからライセンス購入(盗撮ではありません)

電車やバス、ちょっとしたなにかの待合室などで、周りを見渡してみると、ほとんどの人がスマホの小さい画面を食い入るように見ています。

その光景は、客観的に見てみると、ちょっとダサい(うえせいの個人的感想です)気がしてきたのです。

 

4.高級機をハードな環境で利用することに抵抗がある

ボクはトライアスロンが趣味なので、自転車に乗って100km以上走ったり、ランニングしたりと、時間がかかるトレーニングをしているため、落としてしまいそうなロケーションにスマートフォンを持っていきます。

落としてしまったらすぐに割れそうなボディ形状のiPhoneはとても気を使うのですが、それがとてもイヤだったんです。

 

5.ちゃんと考えてモノ選びをしてもいい頃では?と思った

iPhoneを持っている人に「iPhoneを選択した理由」を聞いても、それ「Androidでもできるよね?」という答えばかりで、あまり明確な答えが返ってくることは少ないです。

その点、Androidを使っている人は、「安いから」「◯◯の性能がいいから」など何らかの理由を持っている人が多い。

だからボクもちゃんと、「小さい」「頑丈」「防水」「動作がもっさりしない」などいくつかのポイントを設定して、それを満たしているスマートフォンということでであったのが「Unihertz Atom」なんです。

 

気になる点「Unihertz Atom」は、その画面の小ささがやはりネック

「Unihertz Atom」の最大の特徴のひとつであるその小ささ。
軽くて小さいのはいいことですが、逆にデメリットになることがありました。

  • 電話がかかって来た時受話マークをうまくスライドできなくて出られないことがある(慣れればなんとかなる)
  • バーコード決済が画面が小さいために上手くスキャンできなくて、店員さんにコードを手打ちしてもらわないといけない(拡大すれば大丈夫)
  • 文字入力はやはり厳しい(慣れればある程度はなんとかなる)

やはり多くのスマートフォンと比較すると、かなりサイズが小さい。
おそらくアプリを開発するときにも、このくらい小さいサイズは考慮されていないのだと思います。

とはいえ、コレはコレと割り切ってしまえばなんとかなるので、気に入って使っています。

 

【まとめ】アウトドアやスポーツをする人に最適なスマホだけど、PCやiPadとの併用がおすすめ

結局うえせいはこう思う
半月使ってみて思うのは、画面が小さいことと、耐衝撃性が高いことで、気兼ねなくロードバイクに付けたり、ランニングに持って出たりできていますが、その反面、画面の小ささゆえ使いづらいアプリがあるということです。

ボクの場合、近くのコンビニやスーパーに買い物に行くとか、トレーニングとか、そういうとき以外で、出かける時にはMacBookかiPadを持ち歩いています。

このため、まとまって何かしようという時はスマートフォンを使わないというスタイルでずっときてるので、あまり困りませんが、さまざまなことを全てスマートフォンで行なっている方には向かないかもしれませんね。

そうは言っても、小さい上にタフネス仕様は、アウトドア、スポーツを愛する人にはとても魅力的だと思いますよ。

では、また。最後まで読んでくれてテリマカシ。

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