GARMIN(ガーミン)サイクルコンピューターおすすめモデル【2020年6月】

GARMIN(ガーミン)は、GPS搭載の腕時計で有名ですが、同時に自転車用のサイクルコンピューターもGPSの精度の高さと使いやすさで人気がありサイクルコンピューターでは大きなシェアを占めています。そのおかげで、たくさんのマウントも販売されているので、あわせてご紹介しています。
トライアスロンをする中で、センサーなどを使って、もっともデータを確認しトレーニングに活かしたいのは、バイクです。
バイクでは、スピード、距離はもちろん、獲得標高(全部のルートでどれだけ登ったか)、ケイデンス(ペダル回転数)、パワー(ペダルを踏む力)、その他もろもろ。
あとで活かすのもそうだし、ケイデンスやパワーなどはリアルタイムでも知りたいもの。
そうなると、腕に装着しているGPS搭載腕時計では、正直見えにくい。
このため、バイクのハンドル周りの見えるところにサイクルコンピューターをつけるのが一般的。
トライアスロンでも、ランはラン用にGPS搭載腕時計を使い、バイクのときはサイクルコンピューターを使うという方も多い。

うえせいは、全部GPS搭載の腕時計だけで、レース中はデータはほぼ確認しませんが・・・
そこで、トライアスロンをするなら、ガーミンのGPS搭載腕時計と併用した方がいいサイクルコンピューターをご紹介していきます。
GARMIN(ガーミン)サイクルコンピューターおすすめモデル
ガーミンとは

GARMIN(ガーミン)は、当サイトでお勧めしているトレーニングやレースで使うことで、無理なく楽しく続けるためのデジタルグッズとして中核となる、GPS搭載腕時計など製品をたくさん製造してくれているメーカーです。
詳しくは、次のページで詳しくご紹介しています。
ガーミンのサイクルコンピューター
速度やケイデンスなどをリアルタイムで確認できるだけの単純なサイクルコンピューターではなく、様々な数値を計測して、数値化・記録しておくことで、トレーニングの効率を上げていきたいと考えるサイクリストが、高機能のGPSを搭載したサイクルコンピューターを選んでいるようです。
ガーミンのサイクルコンピューターを選ぶ理由
GPSを搭載した高機能サイクルコンピューターでは、群を抜いて人気があるのがガーミンです。
比較検討をするとすれば、WahooやBRYTON、もしくはPOLARなどになると思います。
機能的には、細かい差や、それぞれの特徴はありますが、ガーミンでなくても良いようにも思えますが、それでもガーミンを選ぶ人が多いのは、安定して使えるという安心感だと思います。
また、サイクルコンピューターだけでなく、GPS搭載の腕時計などの多くのデバイスを販売しているため、自転車に乗っている時だけでなく、日常生活から他の運動まで、トータルで管理できることも魅力です。
Edge 830 多機能で死角のないフラッグシップモデル

タッチスクリーンに対応したガーミンのサイクルコンピューターのフラッグシップモデルです。
このことにより、スマートフォンなどを使わず、Edge単体で目的地の設定ができたり、ルート自動生成機能などもあり、ナビとしても十分な性能があります。
バッテリーの稼働時間も最大20時間と、ブルベなどにでも出場しない限りは十分な性能があります。
ナビゲーションを重視する方には、こちらがおすすめです。
Edge 530 十分すぎる機能をもつスタンダードモデル

Edge830との1番の差は、タッチスクリーンに対応していないことです。
また、ナビゲーション周りもがスマートフォンやPCを介してではないと、目的地が設定できなかったりと若干劣るところがありますが、サイクルコンピューターとしては、スタンダードモデルですが、他メーカーの上位機と変わらない性能です。
バッテリーに関しても、Edge830同様に最大20時間の稼働がありますので、ナビはそれほど使わないが、ロングライドにも行きたいし、ガーミンの計測した数値を活かして、より効果的にトレーニングをしたい方にはおすすめです。
Edge 130 ナビを使わないなら必要十分なエントリーモデル

非常にコストパフォーマンスの高いサイクルコンピューターがEdge130です。
モノクロ表示で、ディスプレイもEdge830や530に比べて一回り小さいですが、多くのサイクリストにとっては十分な機能を持っています。
Edge830や530と比較すると、ナビ機能が使えない訳ではないのですが非常に簡易的なのと、計測項目が少し削除されており、それを活かした「トレーニング効果」などの項目を見ることができないくらいです。
ひとまずガーミンの高機能サイクルコンピューターを使ってみたいという方におすすめで、多くの方にはこれで満足できると思います。
Edge 1030 視認性を重視するサイクリストに活用して欲しいモデル

ひとつ前の世代のフラッグシップモデルですが、Edge830と比較してできないことはそれほどないですが、ClimbProといってヒルクライム中の、頂上までの残り距離と残り距離に対する平均勾配をリアルタイムで表示してくれる機能がないのは、ちょっと残念です。
とはいえ、その代わりディスプレイサイズがEdge830に比べて一回り大きく、非常に視認性が高いので、サイクルコンピューターとしての分析機能よりも、ナビゲーションを重視したい方にはおすすめのサイクルコンピューターとなっています。
Edge 25J ひとまず低価格でガーミンを体験したい方向けモデル

このページ執筆時点で、ガーミンから販売されているサイクルコンピューターの中では1番小さく価格が安いモデルです。
Edge130同様にモノクロモデルです。
ディスプレイの小ささから、一度に表示される項目に限りがあり、前述のモデルよりも視認性が低くなってしまうのと、かなり以前から販売されているモデルなので、GPSを補足するのに時間がかかってしまったりと、あまりおすすめはできません。
古いモデルなので、安く販売されていたりしたら、まずガーミンのサイクルコンピューターを体験してみたいという目的での購入には良いでしょう。

できたらEdge130を購入することをおすすめします。
ガーミンサイクルコンピューター仕様比較表
Edge830 | Edge530 | Edge130 | Edge1030 | Edge25J | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ サイズ | 40×52 mm | 40×52 mm | 27×36 mm | 46×76 mm | 23 x 23 mm |
解像度 | 246 x 322 (カラー) | 246 x 322 (カラー) | 230 x 303 (モノクロ) | 282 x 470 (カラー) | 128 x 160 |
重量 | 79.1 g | 75.8 g | 33 g | 123 g | 25g |
稼働時間 | 13時間 | 20時間 | 13時間 | 20時間 | 8時間 |
スマホ通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
地図 | 日本詳細道路地図自転車道入 | 日本詳細道路地図自転車道入 | 日本詳細道路地図自転車道入 | ||
ナビ機能 | デバイス上での目的地検索不可 | デバイス上での目的地検索不可 | 簡易的 | ○ | 簡易的 |
Climb pro | ○ | ||||
トレーニング効果 | ○ | ○ | |||
GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GLONASS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みちびき | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | |
Galileo | ○ | ○ | ○ | ○ | |
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Bluetooth | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ANT+ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
自転車に付けるにはレックマウントがおすすめ

人気シェアともにNo1のGARMIN(ガーミン)には、サードパーティ製のマウント(自転車に固定するためのパーツ)が数多く販売されています。
その中でも、レックマウントから発売されているものが信頼性も高く人気です。
ハンドルやステムにつけるタイプだけでも数が多くあり、さまざまなポジションに対応してくれます。
レックマウントについては、別途記事を執筆中なので、制作次第こちらでお知らせします。
▼GPS搭載腕時計をサイクルコンピューター代わりにもできますよ!
最後に

ガーミンは次々と新しい機能を盛り込んできて、どんどん新機種を出してくるメーカーです。
基本機能がしっかりしているので、それにあわせて新しくしていく必要はありませんが、他のメーカーはそのガーミンの後を追いかけているというイメージです。
このため、他のメーカーのGPS搭載サイクルコンピューターは似たような機能構成となっていますが、特に初心者の方は、まわりで使ってる人の多いガーミンの方が使い方を教えてもらったり、Google検索したりで、安心して使うことができるので、おすすめです。
自転車を長く趣味として続けるためにも、数値化したものが記録されていると自分の成長度合いが分かりモチベーションにつながります。
この機会にサイクルコンピューターを買ってみてはいかがでしょうか?