On(オン)クラウドストラトス サイズ感など履いて走ったレビュー
![クラウドストラトス](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/cloud-stratusjpg.jpg)
ランニングシューズを買おう!と思って、インターネットで今売れているシューズなんかを検索してみる。
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
ほぉ、厚底シューズが売れているのか
とか思いながら見ていると、確かに最近のシューズは機能がいっぱいに詰まっていて、デザインも個性的。
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
コレ履いてはしってみたい!
ランニングシューズには、サポート性だったり、クッション性、反発力、グリップ力などなど、いろいろな機能があります。
そして、距離やレースに出るのか、健康のために走るのかなどの使用目的もあり、それを考慮して選ぶのがいいと言われていますが、見た目などの第一印象ってすごく大事じゃないですか?
もちろん足にあっていることは大事ですが、それさえあれば、ある程度「カッコいい」「かわいい」で、選んでもいいんじゃないかと思います。
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
だって、ランニングのモチベーションがあがりますよね。
ボクにとっては、On(オン)のクラウドストラトスは、そんなランニングシューズです。
On(オン)クラウドストラトス サイズ感など履いて走ったレビュー
![On(オン)クラウドストラトス](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-03.jpg)
On(オン)というメーカーについて
Onは2010年、「ランニングの世界を変える」という大きな目標を掲げて、スイスのチューリッヒでスタートしたランニングシューズのメーカーです。
2020年現在、50ヶ国を超える国で、6000店以上の専門店が、Onのランニングシューズを取り扱っており、ホカオネオネなどと並んでランニングシューズ界の振興メーカーとなっています。
CloudTecという、クッション性と反発性を併せ持つ特許技術を用いたソールで有名です。
クラウドストラトス は、どんなランニングシューズ?
クラウドストラトス は、デュアルレイヤーといって、弾けるような特許技術のクッション『クラウドテック』が2段になっているのが特徴です。
クラウドテックは、ノーマルなタイプのものでも十分にクッション性があり適度に反発を返してくれるのですが、それが2段もあったらいったいどうなるのだろうと、ワクワクします。
1番の特徴はやはり2段になったクラウドテック
![On(オン)クラウドストラトス クラウドテックデュアルレイヤー](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-16.jpg)
“スーパーフォーム” と呼ばれる新開発の「Helion(ヘリオン)」という素材でできた2段(前足部は1段)のクラウドテックです。
最近はやりの厚底マックスクッションのランニングシューズということになるのですが、ヘリオン自体が反発・弾性のある素材で柔らかいというものではないそうなので、履いた感じがいったいどうなるのか楽しみです。
ヒールはきっちりホールドされ、ソールの厚みも結構ある
![On(オン)クラウドストラトス ヒール](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-14.jpg)
かかとのカップはしっかりと硬い素材が使われているので安定感がありそうです。
前足部は幅広になっていて、シューレースで調整する
![On(オン)クラウドストラトス 前足部分](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-12.jpg)
『スターレーシング』スタイルという紐の通し方ができるようになっています。側方からアッパーを引っ張ってくることで、シューズ前足部を締めるようになります。
シューズ自体の幅サイズはDなのですが、前足部分は広めにつくられていて、試し履きをしたときもキツい感じはまったくしませんでした。
逆に足幅の狭い人は、この『スターレーシング』というのを活用して前をしっかり締めることでフィット感が高くなるのだと思います。
![On(オン)クラウドストラトス スターレーシングシステム](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-13.jpg)
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
ちなみにボクうえせいはかなり幅広なので、この部分は紐を通さなくていいかも
シューレースホールも2段ずつある
![On(オン)クラウドストラトス 内外のレースホール](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-04.jpg)
前足部だけでなく通常のシューレースホールも中と外と2つずつあり、しっかりフィットさせることが可能です。
また、素材感の違う靴紐が同梱されていて、フィット感を変えることができます。
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
Onのフィット感へのこだわりを感じますね!
クラウドストラトスを履いてみたフィット感は?
![On(オン)クラウドストラトス フィット感](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-05.jpg)
今回は、ネット通販で購入したので足にフィットしてくれるのかどうか、ちょっと不安でしたが、自宅に届いてしっかり自分仕様に紐を通して履いてみると、足幅の広いボクでも大丈夫な感じでしたし、足にしっかりフィットして安定感があるのがすぐにわかりました。
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
Onのオンラインサイトで購入するとサイズが合わなかった時の返品交換を受け付けてくれているので、ネット通販でも安心です
かかと部分のホールド感が高いのと、前足部が広い上にソールの幅も広いことが安定感につながっているのだと思います。
あと、かかとのカップが高いので、くるぶしが当たる人がいるかもしれません。その部分は一度確認したほうがいいと思います。
サイズは27cmでちょうどよかった
普段のスニーカーは27cmサイズでワイズは2Eのボクうえせいは、クラウドストラトスは27cmを購入しました。
爪先部分の捨て寸が適度にあって(ボクは足の人差し指が長めで捨て寸がないと痛くなる)、ワイズもDということでしたが問題なくフィットしました。
逆に足が細めの人は、事前に試し履きしてからにするか、返品交換を受付けてくれるOnの公式オンラインストアから購入することをおすすめします。
クラウドストラトスを履いて走ってみた
![On(オン)クラウドストラトス ソール](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2020/08/20200805cloudstratus-09.jpg)
実際に履いて走ってみました。
2段になったクラウドテックとソールの厚みから、クッション性を期待するのですが、柔らかい感じはあまりしませんでした。
逆に走り始めは固いと感じたのですが、おそらくそれは「スピードボード」というスキー板などに使われる固いプレートがソールとアッパーの間に入ってることと、ヘリオンという素材の影響だと思います。
しばらく走っていると、着地のときはフワフワとした感じはしないけれども、しっかりと衝撃は吸収しながらも、同時に反発と推進力があり、シューズ自体の重さをそれほど感じることなく走ることができました。
![uesei.png](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/speech-img/uesei.png)
ボクの場合、左膝に故障を抱えているので、このくらいの安定感と硬さがあったほうが好印象です。
【最後に】ランニングのビギナーの方にぜひおすすめしたいシューズ
![結局うえせいはこう思う](https://www.triathlon.style/wp-content/uploads/2017/08/uesei-last.jpg)
クラウドストラトスは、重さもあるのでスピードを出す感じのシューズではないと思います。
ただ、気持ちの良いペースでトレーニングするときに、反発力と推進力で接地時間を短くする構造になっていて、身体に負担がかかりにくくなります。
もちろん、より距離を長く走る方にはとてもいいシューズですが、接地時間が長くなりがちなビギナーの方にもぜひおすすめしたいランニングシューズです。