ニューバランスFuelCell TC カーボンプレート入りシューズレビュー

フューエルセルTC

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    この記事に書いてあること

高い反発弾性を発揮するFuelCellミッドソールに、フルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせた、デイリートレーニングでもレースでも使える「ニューバランスFuelCell TC」をためし履きしてきましたので、その印象を動画とともにご紹介しています。

カーボンプレートが入った厚底ランニングシューズと言えばNIKE(ナイキ)。
このブログを書いている2020年3月時点では、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)やBROOKS(ブルックス)からも発売されていますが、ニューバランスからのカーボンプレート入りのシューズが発売されます。

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うえせい

しかも、3種類も!

ニューバランスは従来から発売されているシューズも非常によいのですが、カーボンプレート入りのランニングシューズはどうかなのか?と思っていたところに、ニューバランス銀座でためし履きができる機会があって行ってきました。
フューエルセルTCためし履きキャンペーン

今回ためし履きできたのは、高い反発弾性を発揮するFuelCellミッドソールに、フルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせた、デイリートレーニングでもレースでも使える「ニューバランスFuelCell TC」です。

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うえせい

NIKEだと「ズームフライ3」の位置づけですね。

 

「ニューバランスFuelCell TC」のためし履きの様子はYouTubeでもご覧いただけます

 

「ニューバランスFuelCell TC」の特徴

FUEL CELL TC

 

FuelCellミッドソール採用

fuel cell tc ソール
FuelCellミッドソールは、「EVA」系素材をニューバランス独自の配合により軽量に仕上げたもので、柔らかさと反発弾性を兼ね備えた素材であるようです。

反発弾性とは・・・
ゴムに力を加えた時、跳ね返る力が生まれます。加えた力と跳ね返る力の比をパーセントで表したものを「反発弾性」といいます。例えば、反発弾性率が100%のゴムがあったとして、そこにおもりを落としたら、おもりは元の位置まで跳ね返ります。反発弾性率が0%なら、少しも跳ね返らず、その場に静止します。つまり、反発弾性率が低いほど衝撃や振動に対する吸収性が良いということになります。
ゴム試験機.comより

 

フルレングスのカーボンファイバープレート入り

本来であれば、その厚さゆえにグラグラする感じになるFuelCellのミッドソールを、カーボンプレートを挟むことによって、自然な接地感と推進力を生み出すことになります。

NIKEのカーボンプレート入りシューズと同じ発想ですね。

 

アウトソールは前足部のみ

アウトソール
耐久性のために必要なアウトソールは、前足部のみとなっています。

このことを見ても、ニューバランスとしては、フォアフット着地で使用してほしいと考えているようです。

実際、無駄にアウトソールを使うよりは、軽量化に貢献していると思います。

足囲(甲周り)でもサイズを選べる

fuel cell tc上から

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うえせい

これ、幅広モンスターのうえせいとしては嬉しい仕様

多くのランニングシューズのワイズは、選ぶことができず、ボクのような幅広モンスターは、ランニングシューズの選択肢はとても少ない。

しかし、このニューバランスFuelCell TCに関してはワイズがDと2Eの2種類から選ぶことができます。
ボクは、間違いなく2Eを選びますが、Dしかなかったらこの「FuelCell TC」自体買おうとしていなかったことと思います。

 

実際に「ニューバランスFuelCell TC」をためし履きした感想

「ニューバランスFuelCell TC」の良かった点

実際に走って感じたことは、厚底&カーボンプレートということで、前に出る作用が大きい癖の強いシューズかと思いきや、かなりニュートラルに走れそうだということです。

ただし、ボクうえせいがもともとフォアフット気味(ミッドフットからフォアフットな感じ)の着地をするため、違和を感じませんでしたが、それを差し引いても、かなりニュートラルな感じを受けました。

NIKEのヴェイパーフライやズームフライ3を履いたときよりは、慣れてしまったこともありますが、ビックリするような感覚はありませんでした。

しかし、逆にそれは、極端な足の使い方につながらず、適度に衝撃を吸収してくれて、デイリートレーニングには最高なシューズではないかと思いました。

 

「ニューバランスFuelCell TC」の気になった点

ためし履きでは、歩きとトレッドミルで走っただけの感想にはなりますが、履いて歩いたり走ったりする感じでは、とてもニュートラルで、NIKEのヴェイパーフライやズームフライ3などと比べると、全然クセがありませんでした。

しかし逆に、足が勝手に前に出るような感覚もすくなく、案外ニュートラルに履けそうなので、本来かかとで着地している人にとっては、それはそれで、履きこなせてる感じになるので、しっかり反発を貰える使い方をしていきたいと思っているなら、ルナサンダルのようなクッション性の無いもので走る方がいいトレーニングになると思います。

 

その他の2モデルは、トラック用「FuelCell 5280」とマラソンレース用「FuelCell RC Elite」

FuelCell 5280

Fuelcell5280
5280は、短い距離での高速レースを想定した、ハイレベルのランナーがハイスピードで走れることに特化したシューズです。

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うえせい

ボクには、あまり縁のないシューズです

 

FuelCell RC Elite

フューエルセルRC エリート
日本では発売時期が未定となっているのが、このシューズでNIKEのヴェイパーフライにガチ勝負してるシューズです。

NIKEのように、ミッドソールの素材に違いがあるわけではないのですが、FuelCell TCとは違いがあるようです。

米国内では3月24日の発売予定ですが、日本では秋頃になるようですね。

 

【最後に】幅広なことは差し置いても、ボクの足には合っていました

結局うえせいはこう思う
トレッドミルだけなので、クッション性はいまいち分かりませんでしたが、履いて少し歩いたのと、トレッドミルでソールの柔らかさと、それなのに不安定な感じもせず気持ちよく走れるということはわかりました。

また、NIKEのカーボンプレート入りのシューズよりもニュートラルな印象でかかとからの着地にも対応できそうです。

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うえせい

アウトソールが前足部しかないので、フォアフットで着地したほうが良さげですが

ともかく、気に入ったので購入予定ではありますが、ためし履き時点でSOLDOUTだったので、再入荷を待とうと思います。

では、また。最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

ライバルであるNIKE「ズームフライ3」のレビューはこちら

NIKE ズームフライ3

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