【FLR F-70 KNIT】イスラエル発のバイクシューズをレビュー

7月 19, 2022バイク

    この記事に書いてあること

ボクたち一般消費者に嬉しいリーズナブルな価格を実現しつつ、ワールドクラスで活躍するライダーのレース現場での性能テストを受けて開発しているイスラエルのサイクリングシューズブランド『FLR』から発売されている「F-70 KNIT」をレビューしています。

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友だちくん

イスラエルでバイクシューズ??なんか珍しいね

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うえせい

ツールを走るようなバイクを作るメーカーがあったりするし、FLRはサッカーやランニングシューズなんかも作ってる中東では有名なメーカーらしいで!

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うえせい

しかも、イスラエルは“中東のシリコンバレー”とも呼ばれてて、IT系スタートアップを数多く輩出し、大手IT企業が、イスラエル発の企業を次々と買収してるくらい、技術力には定評のある国なんやで

おそらく、まだ周りにそれほど履いている人も少なく、それほど耳馴染みのない「FLR」というメーカーで、ほんとに大丈夫なのかな?と思っている人!

そして、ボクと同じように足幅が広くて、同時に甲が高い人(ボクは甲高ではないですが)。

そんな、典型的な日本人の足型の方にピッタリなシューズですので、ぜひ最後まで読んで欲しいです

イスラエル発!FLRというメーカーについて

FLRロゴ

FLRブランドを2009年創業で、シューズの価格を中間コストやマーケティング費用抑えた上で、ワールドツアークラスでの使用に耐えうるシューズを作るというコンセプトのブランドです。

しかも安くて、耐久性があるというだけでなく、デザインもよく技術的もしっかりしているというのがFLRの特徴です。

また、アジア人の足にとてもよくフィットするというのも特徴の一つになっています。

FLR F-70 KNITの製品スペック紹介

F-70 KNIT
製品名F-70 KNIT
用途オフロード用
ソール合成7/14(グラスファイバーインジェクション・ナイロンソール)
クロージャーA-topダイヤル×1
重量347g(サイズ42実測片足平均)
カラーブラックのみ
サイズEU36~45(1サイズ刻み)
価格16,500円(税込)
FLR F-70 KNITの実測重量

ロードモデルは、だいたいボクと同じ42サイズだと、片足200g台というところが普通なのですが、これはオフロード用なため、300g半ばとかなり重め。

とはいえ、シマノで見てみるとオフロードタイプだとミドルグレードで大体このFLR F-70 KNITと同じくらいの重量です。

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うえせい

まあ、平均的ってところですね!

FLR F-70 KNITの各部詳細

FLRの「F-70 KNIT」がどんなシューズなのか、いろんな角度から写真を撮ったので、それぞれご紹介していきますね!

FLR F-70 KNITのつま先部分

▲こちらは、つま先分です。おそらくロード用シューズだと必要ないのでしょうけど、オフロード用なのでつま先部分がしっかりと補強されています。

FLR F-70 KNITのかかと部分

▲つま先分と同じ素材で補強されています。

しかし、つま先も同様で、ニットの素材の上からコーティングしてあるのか、どうやってやっているのかわかりませんが、違う素材なのにすごく滑らかに合わさっているところを見ると技術力の高さが垣間見えます。

FLR F-70 KNITのソール部分

▲ソールはこんな感じです。ロードバイク乗るだけなら必要ないくらいしっかりしています。

スパイクを付けられる

▲つま先部分に片足に2つ、スパイクをつけるための穴があります。ボルトがボルトが入れてあるので、外してスパイクに変えることで装着できるのですが、ロードバイク(トライアスロンバイクのこともある)に乗るために履く用に買ったので、ボクうえせいの用途としては必要はありませんんでした。

クロージャーはA-TOP

▲シューズを締めるためのクロージャーですが、ダイヤルはあれど「BOAシステム」ではなく「A-TOP」というものを採用しています。

回してシューズの締め付け具合を調整することに変わりありませんが、リリースする時に引っ張る「BOAシステム」と違って、反対向きに回すことで締め付けのリリースができます。

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うえせい

反対側に回すというのは、慣れるまで少し時間がかかりそうかな

FLR F-70 KNITの足型はとても広い

FLR F-70 KNITとFIZIKの中敷比較

ボクうえせいが、いま現在も練習やレースの時に履いている「fizik」のサイクリングシューズの中敷(右)と比較すると、明らかにFLRの中敷の方が幅が広い感じがします。

シューズのワイズでいうと、fizikは”D"で、FLRは”2E”という感じです。

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うえせい

特に母指球から小指球にかけてのゾーンが広く感じます。

ソールの剛性感は固すぎずちょうどいい

FLR F-70 KNITのソール部分

ソールの剛性は、7/14(グラスファイバーインジェクション・ナイロンソール)です。剛性の最高段階を14として、「7」くらいの硬さであるという意味です。

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うえせい

剛性が14というのは、ロードの最高峰モデルでフルカーボンソールがそれに当たるみたい

実際に履いてみると、そんなぐにゃぐにゃした感じはなく「カーボンと比べるとちょっと曲がるかな?」という程度。

ガチガチのレース用ではなくツーリングなどでの使用がメインなのであれば、ナイロンソールの方が快適性があっていいように思います。

FLR F-70 KNITの歩きやすさ

FLR F-70 KNITで歩く

ロードバイクに乗るならロード用のシューズの方がいいんですが、本当に歩きにくいというのも事実。

このためロードバイクでもシマノでいうとSPD-SLではなく、2穴のSPDを使用している人も多く、ボクもその一人。

FLR F-70 KNIT
自宅でローラーをしている時に撮影

ただし、ボクうえせいはシマノのSPDではなく、クランクブラザーズというメーカーのペダルを使っています。

【最後に】

結局うえせいはこう思う

以上ここまで「FLR F-70 KNIT】イスラエル発のバイクシューズをレビュー」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

購入したばかりなので、耐久性は分かりませんが、日本人の足型にあった幅広&甲高でも大丈夫なシューズで、コスパがとても高いというのはとても嬉しい!

トライアスロンのレース用としては、別のロード用シューズを使っていますが、そのシューズがヘタってきたら、そちらもFLRに乗り換えるかも知れないくらい、気に入りました。

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Posted by うえせい