【ヘッドアップが大事】スイムのタイムを縮めるために初めにすること

ヘッドアップ

スイム

    この記事に書いてあること

トライアスロンのスイムパートでヘッドアップの練習を続けていたら、タイムが縮まりました。前を確認してから息継ぎというのがセオリーですが、逆に息継ぎ後にしてみたらバッチリだったので、その方法をご紹介しています。

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友だちくん

うえせい、「福岡トライアスロン2022」お疲れ様。スイムすごく早くなったねー

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うえせい

そうやろー、あのコースは2周回するんやけど、遠浅になってるから結構浅瀬を歩くよねぇ。それがなかったらもうちょっと早かったかも???

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友だちくん

なんだかすごい自信だね!?

トライアスロンをしていて、もともと学生時代に水泳部でスイムが得意という人の割合はそれほど多くないと思います。

だいたい

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友だちちゃん

スイムさえ乗り切れば、あとは大丈夫!

なんて、言ってる人が多い気がします。

かく言うボクうえせいもそのパターンで、スイムがあまり得意ではありません(というか、どれも突出して得意とかではない)が、ヘッドアップを意識して練習をするようになって、タイムが縮められるようになったので、ボクなりのヘッドアップについてご紹介していきます。

2022年と2021年のオープンウォータースイムを確認!

▼下が2022年に出場した「福岡トライアスロン」です。

▼こちらは、2021年のがっつりコロナ禍に出場した「福岡・博多湾アクアスロン大会」のスイムパート

タイムはもちろん縮まってるのですが、見て欲しいのは距離です。

同じ1500mに出場しているのですが、「福岡・博多湾アクアスロン大会」では距離が1.6kmになっています。

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友だちくん

記録では1630mやったで!

ただでさえ、そんなに早くないのに、長い距離を泳いでいては余計に時間がかかりますよね。

ヘッドアップの問題点を指摘された

ダメなヘッドアップ

もともとボクは、ヘッドアップは数回に一度気になったタイミングで顔を上げて確認するという方法でした。

スタートしてすぐで周りに人がいっぱいいたり、水が濁っていて視界が悪かったりすると、前が見えないので必然的にヘッドアップの回数が増え、スイム中盤以降で波や流れがないと回数が減るという適当な感じでやっていました。

そんななか、先日オープンウォーターでスイムの練習会があったのですが、その際に

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友だちくん

ヘッドアップするとフォームが乱れて、バタバタしてるだけで進んでない!

と指摘されました。

確かに、ヘッドアップをするときはフォームが乱れるので、キライだったんですよね。

だけど、スイムが速い人たちって頻繁にヘッドアップしています。

ヘッドアップの練習で意識したいこと2つ

指差しうえせい
  1. ヘッドアップをするしないに関わらず、同じようなフォームで泳ぎたい
  2. 息継ぎのタイミングを変えたくない

この2点。

ヘッドアップしても、同じフォームで泳げるなら、理論的にはヘッドアップの有無はスピードに関係なくなりますよね。

あと、ヘッドアップは自分で「◯回に1回」と決めて行った方がよいとのこと。

しかしながら、ボクうえせいは普段から息継ぎは3ストロークに1回してるんです。つまり左右両方アップの息継ぎなんですよ。

どちらかに固定してしまえば、ヘッドアップのタイミングを決めやすいのですが、息継ぎが頻繁なると焦るし、4ストロークに1回とかにすると、ペース上げたときに苦しくなるしで。。。

ボクにとっては3ストロークに1回がベストなんですよね。

そこで、少し考えてタイミングを決めて練習することにしました。

ヘッドアップの基本はプロの動画をチェック

大阪市内の桜ノ宮でNSIトライアスロンスクールを開催しています。

スクールヘッドコーチ兼、プロトライアスリートとしても現役で活動中です。

競技のノウハウを活かして、短期間、短い練習でも効率的なレベルアップを目指して行き、現在初心者からベテランまで、また小学生から大人まで幅広く指導をしています。

その他、メールを利用した通信指導、アドバイス、パーソナルトレーニングなども行っています。

ぜひお声掛け下さい。

LUMINA「西内 洋行(ニシウチ ヒロユキ)」さんページより

プロトライアスリートでスクールもされている西内 洋行(ニシウチ ヒロユキ)さんの動画をチェックして、ヘッドアップの練習をしました。

実際に動画を見て、自分のヘッドアップをチェックしながら泳いでみると、

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うえせい

ヘッドアップの時に頭だけで上げようとして、顎が上がってるし、手で水を下に押さえつけて持ち上げてるので、推力になってないことが分かってん。

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友だちくん

お、ちゃんと自分で分析してるのは偉いな!

このようにいろいろと課題があることがわかりました。

あとは、この動画で説明されているように、練習していけば、問題ないでしょう!

ただ、ボクの場合はちょっとイレギュラーな方法でヘッドアップする方がしっくりきたので、その方法をご紹介します。

「息継ぎの後に毎回ヘッドアップ」が最適解!

ボクの場合3ストロークに1回、つまり左右両方で息継ぎをするので慣れてしまっています。

以前、スイムスタート時にバトルで前に出ようと必死でもがいて、心拍数に合わせて呼吸を2ストロークに1回にしたら余計に焦ってしまって、ブイにつかまって休憩しないといけないようになったことがありました。

このため「息継ぎのタイミングは変えたくない」とすると、ヘッドアップしてから息継ぎしようとするとワケがわからなくなってくるんですよね。

それと、これは初心者あるあるなんですが、ヘッドアップの際に顔があがるので、つい呼吸までしてしまうというもの。

ボクうえせいは、初心者という感じではないですが、スイムも疲れてくると、つい呼吸までしてしまって、フォームが乱れてしまいます。

ということで、下の動画を参考にさせてもらいました。

つまり、順番を逆にするということ。

息継ぎをしてから、ヘッドアップして前を確認という方法にすると、3ストロークに1回というのは、そのままにしやすいですし、呼吸をしてからヘッドアップしているので、慌ててまた呼吸しようとしなくて済みます。

ボクの場合は、これでしっくりきたので、「息継ぎの後に毎回ヘッドアップ」をひたすら練習しました。

【最後に】自然にできるようになるまで練習あるのみ!

結局うえせいはこう思う

ここまで、「【ヘッドアップが大事】スイムのタイムを縮めるために初めにすること」についてご説明してきましたが、いかがでしたか?

気になったら前方確認という感じでヘッドアップしていると、つい忘れて明後日の方向に泳いでいたりしますし、フォームが安定しないです。

今まで、ボクと同じようにヘッドアップを軽視していたのなら、普段のプールでの練習の時から、積極的にヘッドアップをしてクロールをする練習をして、レースに挑むと結果が変わってきますよ!

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スイム

Posted by うえせい