実写映画「弱虫ペダル」はつまらない?残念ポイント3つ

バイク

    この記事に書いてあること

実写映画「弱虫ペダル」を観て「残念に思えたポイント」を3つあげました。原作と比較すると本来描かれている登場人物が少なく、そのおかげでストーリーに深みがなくなってしまっていますが、2時間ほどの映画作品だと思うとよく出てきていると思います。その辺りの考察も含めて書いています。

実写映画『弱虫ペダル』を公開2日目に観てきましたので、原作は読んでいるであろうという前提で、ネタバレしない程度にボクうえせいがみて、少し残念でつまらなく感じたポイントをまとめてみました。

とはいえ、漫画の長いクライマックスまでの話を、映画という短い尺の中によく収めてあるし、漫画やアニメの実写版にある残念なキャスト感もない、いい映画です。

ただし、原作を読んでいると、どうしても残念に思えたことがあったので、その辺りをまとめてみました。

そもそも「弱虫ペダル」ってどんな作品のなの?

運動が苦手なアニメが大好きな小野田坂道が高校に入学し、たまたま出会った人たちがきっかけで総北高校自転車競技部に入部。

もともとアニメグッズを買うために、交通費を浮かす目的で自転車で地元の千葉県から秋葉原に毎週欠かさずママチャリで通っていたことで偶然基礎ができていた主人公の小野田坂道が自転車選手としての思わぬ才能を開花させていくというお話です。

実は自転車漫画では、王道の設定

ロードバイクというのは、実のところ運動神経はあまり関係なく、自転車向きの筋肉と、ペダリングのスキル、そして最後はメンタルです。

このため、運動神経ダメダメの主人公が、自転車競技で成長していくというストーリーは結構多いです。

▼「弱虫ペダル」以外で運動神経がよくなくて成長していく代表的な漫画は「オーバードライブ」です。

実写映画「弱虫ペダル」はつまらない?残念ポイント3つ

箱根学園の真波山岳と、京都伏見の御堂筋翔です。

京都伏見の御堂筋翔は中学時代から、チームメイトである今泉俊介と因縁の関係であったため、純粋なライバルといえば同じクライマーで同じ学年の真波山岳ということになりますね。

では、映画では真波山岳や、御堂筋のキャストはどうなったのでしょう?

1)実写映画「弱虫ペダル」ではライバル校が登場しない

原作の漫画やアニメに登場して、主人公の小野田坂道と切磋琢磨していく他校のライバルたちが、まったく登場しません。

理由は簡単。

千葉では小野田坂道の千葉総北高校は強豪校で、ライバル校というのも存在しないなか、映画では尺の関係もあり、全国大会に行く前で終わってしまいます。

それでは、真波山岳や御堂筋翔は登場しようがないですよね。

その辺りの考察は、▼この記事で詳しくお話しています。

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うえせい

ツイッターでもそのあたりのことは話題になっていましたね

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うえせい

このツイートの写真は舞台「弱虫ペダル」の御堂筋役

2)3年生たちの1年生への信頼の根拠が不明

自転車競技部に入って最初の新入部員だけのレースまでは、原作の通りに進んでいくのですが、そこから以降はオリジナルのストーリーに変わっていきます。

合宿のシーンはあるのですが、さらっと終わります。

原作では、そこでレースがあり3年生たちからのアドバイス、そしてラストの2年生たちとのデッドヒートを経て、まっすぐ成長し愚直に進んでいく小野田坂道とその他1年生を見て、上級生たちの信頼を勝ち得ていくのですが、そのあたりが全くありません。

映画では、前述のライバルの他に2年生の存在は無いものになっています。

1年生から、残りのメンバーを選ぶという設定だと、そりゃ小野田坂道も選ばれるよね。。。という感じです。

そのあと、あっという間に映画のクライマックスとなる千葉県大会へと進んでいくので、経験の少ない1年生がなぜそこまで3年生に信頼されて、大事な場面で起用されるのかの根拠の部分が、描かれていないのです。

3)3年生たちはレースでは全然活躍していない

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うえせい

ここは最低でも、少し脚色して欲しかった!

1番に意味がわからなかったのはこの部分。

千葉総北高校の自転車競技部は強豪校で、全国大会の常連校という設定なので、3年生はかなりの実力者とうことになっているはずですが、最初のスプリントで田所が飛び出した以外は、とくに理由もなくレースの大事な場面で自分たちは集団から飛び出そうとしません。

原作では、怪我やコンディションであったりチーム事情など、さまざまなできごとがあって、消去法で残った小野田坂道に自分たちの想いを1年生に託すといった場面が感動を呼ぶのですが、なんだかあっさりと1年生だけが集団から抜け出して、ラストへと進んでいってしまいます。

集団から抜け出せないように、複数のチームで協調されていたという設定もありましたが、少しわかりにくいような気がしました。

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うえせい

映画という短い尺で、多くのキャラを立たせることができなかったんでしょうね!

残念ポイントの理由の考察

アニメオタクの小野田坂道が自転車競技部に入部することになったあたりのストーリーや、繋がりの深い同学年の「今泉俊介」や、「鳴子章吉」との出会いの話がないと、ストーリー自体がなりたちません。

そうすると、主人公の小野田坂道を含めたこの3人をメインにしていき、レースシーンをクライマックスに持っていこうと考えた場合、タダでさえ3日間にも及ぶ全国大会では長すぎるし、登場するキャラクターが一気に増えるので無理が出てきます。

このため、県大会に全国大会でのエピソードを盛り込んでいったのでしょう。

また、第3期までは影が薄かった2年生はバッサリカットして、3年生も深堀りせず、1年生だけに焦点をあてて、キャラクターに感情移入しやすくしたのではないでしょうか。

原作から考えると、明らかに登場人物が少なかったように思います。

原作とは切り離して考えると良い作品

漫画を原作とした作品は、原作を忠実に再現するあまりに、たくさんの登場人物が出てきて、ストーリーをギュッと詰め込んだ感じにしてしまいがちで、原作を読んでいないと意味がわからないということがありますが、この作品では切るところをバッサリと切っているので、伏線がなくクライマックスを迎えるので残念なところもあるのですが、見やすくなっていて好感がもてました。

また、キャラクターに関しても、漫画やアニメだから成り立つような服装や髪型までも実写で再現してしまって、実写でみると残念な感じになっていることがあります。

本作では、「鳴子章吉」の赤い髪や、「巻島先輩」の髪型やスパイダークライムなど、適度に寄せているだけで、無理な感じにはなっていなくて、あくまで実写作品という感じに仕上がっています。

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うえせい

巻島のスパイダークライムをCGとかにしてたらかなり残念だったと思う

【最後に】実写映画「弱虫ペダル」劇場で観てください

結局うえせいはこう思う

「実写映画「弱虫ペダル」はつまらない?残念ポイント3つ」についてお話しました。

ただし、これは原作のファンであるボクからすると、

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うえせい

原作ではこうだったのにー

という、あの場面の感動をもう一度見たいというわがままからくるものだったりするんですよね。

前述の通り、原作とは別の作品だという視点で見てみると、アニメキャラ的な登場人物もいないので感情移入もしやすく、漫画→アニメ→実写映画という流れの映画では、かなり良い作品だと思いました。

ぜひ映画館で見てくださいね!

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