GARMIN(ガーミン)fenix6 Seriesが登場につき、愛用のfenix5およびfenix5 Plusと比較してみた

トライアスロンを始めて、ランニングやバイクトレーニング、そしてスイムトレーニングを重ねていくと、自分がどれだけトレーニングをして、どのくらいパフォーマンスが向上しているのかを知りたいもの。
確かにレースに出場すれば、タイムでパフォーマンスが向上したかは明らかになるのですが、練習の時点でどのくらい向上したのか、もしくはしていないのか知りたいもの。

だって、向上しないのなら練習方法見直したいもんね
それなら、毎回タイムを計測してメモしておけばよいのですが、なかなかメモをするってめんどくさくてできないんですよね。
だからこそ、GARMIN(ガーミン)のようなGPS搭載の自動で記録してくれるランニング用腕時計が注目されるのです。
そして、ボクうえせい(@charin_co)が愛用しているのが、GARMIN(ガーミン)のfenix5 Sapphire。
その後継である「fenix5 Plus」シリーズに更に後継の「fenix6」シリーズが2019年9月に発売になっております。
ボクのfenix5 Sapphireはまだまだ現役でなんの不自由もなく使えているのですが、2代前の機種になってしまったとなると、ちょっと買い替えを検討してもいいかなと思い、それぞれのスペックから本当に買い替えた方がいいのか検証してみました。
まだ、2019年11月現在まだ「fenix5」シリーズはGARMIN(ガーミン)サイトに掲載されており、正規販売店で購入が可能なモデルです。
この比較で「fenix5」シリーズで十分という方は、新しい2機種と比較すると、価格的に安く購入できるので、それもアリだと思います。
GARMIN(ガーミン)fenix5シリーズ、fenix5Plusシリーズ、fenix6シリーズの3代に渡るGARMIN(ガーミン)fenixシリーズの比較を順を追って行っていきますので、参考にして頂ければ嬉しいです。
「fenix6 Series」の何が新しいのか?
バッテリー駆動時間が向上
ランニングや、ロードバイクで使用することを考えるともっとも使うであろう「GPS+光学心拍計」のモードで、カタログ値で最大36時間(fenix6 Sapphire)となっており、大幅にバッテリー駆動時間が延び、長時間の使用が可能になっています。
もちろん、fenix5シリーズやfenix5 Plusシリーズでも、UltraTracモード(UltraTracモードとは、GPSでの計測回数を少なくしてバッテリーを節約させる方法)を使用すると、稼働時間がグッと伸びますが、記録する情報が結構不正確なので、通常モードで36時間に伸びたことは、ロングトライアスロンやウルトラマラソンに出場するときには、嬉しい機能アップになります。
パワーマネージャー機能搭載
写真出典:Amazon
最大36時間もあるので、それほど使う機会は少なそうですが、GPSや地図、心拍機能など使用機能のON/OFFをカスタマイズして、さらにバッテリー駆動時間を延ばすことができます。
「PacePro機能」と「Climb Pro機能」が便利そう
「PacePro機能」はランニング・サイクリングなどのレースで適切なペース配分を行えるようにする機能。
「Climb Pro機能」は登山やサイクリングなどのアクティビティに関する情報をリアルタイムで知らせる機能。
ペース配分をデータに基づいて知らせてくれれば、ランニング中に余計なことを考えなくて済むので、とても助かりそうです。
ディスプレイが1.3インチに大型化
写真出典:Amazon
前モデル「fenix 5 Plus」の液晶ディスプレイは1.2インチでしたが、「Garmin fenix 6」からは1.3インチとさらに大型化しました。ランニング中は腕も頭も揺れているので、ディスプレイは大きい方が見やすいのです。
ストレージが32GBに増量
「fenix 5 Plus」では16GBストレージを搭載していましたが、「Garmin fenix 6」からは32GBストレージに増加して、より多くの音楽データなどを追加することができます。

「fenix 5 Plus」でも同様なのですが、GARMIN(ガーミン)の音楽を保存できるデバイスが、Amazon Musicにも対応したので、私にとってはとても嬉しいニュース
「fenix5 Sapphire」から「fenix5 Plus」への機能アップ
ちなみに、ボクが愛用しいる「fenix5 Sapphire」から「fenix5 Plus」への機能アップしたポイントは次の通りです。
GNSS「Galileo」に対応した
位置を測位するためのシステムはGPSが有名ですが、これはアメリカのものでして、同様のものとしてロシアの「GLONASS」、日本の「みちびき」というものがあります。
そして、GARMINとしてはじめてヨーロッパの「Galileo」にも対応しました。
これにより、さらに位置測位の精度が高くなりました。
Garmin Pay™を搭載
Garmin Pay™というのは、日本のFeliCaと同じようなもので、非接触で決済できるシステム。
Appleでは、Apple WatchにもApple Payが使えるようになったのと同様の使い方ができるということです。

ただし、日本ではまだまだ使える場所が限られているようですね
ウォッチ内に音楽を保存して、Bluetooth®ヘッドフォンを接続して音楽を楽しめる
ボクは音楽を聞きながら、ランニングやジムトレーニングをするときは、Bluetoothヘッドフォンとスマートフォンも同時に身に着けていますが、この「fenix 5 Plus Series」だと、スマートフォンは不要でウォッチ内に保存した音楽を聞くことができます。
▼「ForeAthlete 645 Music」も同様のコンセプトです
プレミアムな素材を使っている
PVD被膜のステンレススチールベゼル(Ti以外のモデル)またはDLCチタンベゼル(Tiモデル)を備えた堅牢デザイン
GARMIN「fenix 5 Plus Series」サイトより
ボクのfenix5 Sapphireと、気になる部分を比較
fenix 5 Sapphire | fenix 5 plus Sapphire | fenix 6 Sapphire | |
---|---|---|---|
ベゼル直径 | 47 mm | 47 mm | 47 mm |
ベゼル素材 | ステンレス | DLCステンレス | DLCステンレス |
Galileo | x | ○ | ○ |
稼働時間 | 21時間 GPS 44 時間 UltraTrac |
18時間 GPS 44 時間 UltraTrac |
36時間 GPS 22 時間 UltraTrac |

ロングトライアスロンに出場するようになれば、稼働時間の長いfenix6が欲しくなるんだろうなぁ。

あと、GARMIN Payがジャパンネット銀行デビットにも対応したようで、ボクにとってはそれも買い替えたくなる理由ですね。
【まとめ】fenix 5 Plusには惹かれなかったけど、稼働時間と新機能を追加してきたfenix 6は、かなり惹かれる
細かく比較をしてみると、それほど大きな差はなかった「fenix5」から「fenix5 Plus」ですが、「fenix6」はバッテリーの稼働時間を大きく伸ばした上で「PacePro機能」と「Climb Pro機能」など、運動するときに便利な機能が盛り込まれてきました。
しかもベゼルのサイズは変化させずにディスプレイサイズだけを大きくし見やすさも向上。
それでいて、値段は定価ベースで200円しか変わりません(販売価格は下がっているかも知れませんが)。
ここまでの値段になってくると高級ラインの「MARQ ATHLETE」も視野に入ってきますので、悩みますね。
ジャパンネット銀行デビットが対応してくれたおかげで、ボクもGARMIN Payを便利に使えそうなので、お財布と相談しようと思います。
では、また。次は、ランニングで痛めた膝の痛みとその対策についてまとめようと思っています。
自分にピッタリのGARMIN(ガーミン)ウォッチを探すなら、この記事を読んで!
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