トライアスロンのレースが、台風など気象状況で中止になったら参加費とかはどうなるの?

自信のある種目に出場してクラスメートに自慢したいし、両親にも見て欲しい想いで一生懸命練習した運動会。
意気込んで当日を迎えたものの、朝から雨。。。
もちろんのこと運動会は中止な上、小学校は振替の休日も決まっているので、代わりに授業があるという残念な一日が始まるのです。
そんなとても残念な気持ちになりながら、この記事を書いているうえせい(@charin_co)です。
ボクがエントリーしていた、2018年9月30日(日)に開催される予定だった「鳥取砂丘トライアスロン大会」が、台風24号の接近により中止となってしまいました。
ちょうど9月の末ということもあって、9月に入ってから一ヶ月間かけて調整してきたのが、中止になってしまいとても残念な気持ちでいっぱいです。
さて、残念な気持ちはさておき、トライアスロンに出場しようと思うと参加申し込みはもちろん、現地までの移動の段取り、そして宿泊の段取り、その他用意することがたくさんあります。
中止となると、それらが全て必要なくなりますのでキャンセルしたうえで、事前に支払ったものに関しては払い戻しをして欲しいものです。
今回、「第3回鳥取砂丘トライアスロン大会」が中止になったボクが行ったことを中心に、トライアスロンが中止になった場合の対応と段取りをまとめておきます。
最初に、「第3回鳥取砂丘トライアスロン大会」が中止決定の連絡
今回の台風も前回の21号同様、非常に強い勢力を保って週末にやってきます。
実行委員会では台風の進路をモニターしながら、なんとか実施できる方法を検討して参りましたが、レースの開催は可能と思われますが参加者の帰路の安全が保障できないため今大会の実施を中止することを決定いたしました。この日のためにトレーニングを積んでこられた選手の皆さんには辛い選択となりましたが1年前からこのために準備をしてきた私たちスタッフも残念でなりません。
皆さんの地域で被害が起きないことを心から祈っています。
なお今回選手の皆さんにお渡しする予定であった参加賞並びに配布物は後日、郵送させていただきます。
今年は多くの大会が気象条件により中止になりましたが来シーズンは今年のようなことなく思いっきりレースを楽しめるシーズンになりますよう願っています。
鳥取砂丘トライアスロン大会スタッフ一同
鳥取鳥取トライアスロン大会ホームページ「最新情報」より

このような情報が出ていることに9月27日の午後に気が付きました。
台風など天候によって中止になった場合、トライアスロンの参加費は戻ってくる?
マラソンも同様ですが、トライアスロンも参加者・完走者に渡すための記念品、ボランティアをしていただく方へのTシャツや帽子などのグッズ、その他必要な機材のレンタル、各業者の依頼など、必要なものはすべて手配をしている状態です。
直前になって、台風が接近したからといって返品できたり、押さえている機材や人的資源の費用が全額戻るわけではないでしょう。

あくまで、ボクの推察できる範囲で、じつはもっとあると思います。
このような事情から、トライアスロンの参加費は、中止になっても戻っては来ないです。
ただし、前述の中止発表の内容にもあります通り、「なお今回選手の皆さんにお渡しする予定であった参加賞並びに配布物は後日、郵送させていただきます。」となっており、トライアスロンやマラソンの大会が中止になった場合でも、Tシャツやタオルほか配布される予定だったものは、郵送にて送られてきて、もらうことができます。
現地までの移動に対する費用
電車などの公共交通機関の場合
すべての公共交通機関の払い戻し手数料をここで紹介することはできないので、一番多く利用するであろう新幹線の払い戻しと、今回ボクがJR西日本ネット予約「e5489」にて予約していたJRの山陰行きの特急「すーぱーはくと」の場合をご紹介しておきます。

分かりやすいように表にしておきました
JR西日本ネット予約「e5489」の場合
予約内容 | 岡山~金沢 新幹線:岡山~新大阪 特急券:新大阪~金沢 乗車券:岡山~金沢 |
---|---|
お受け取り前 (特典あり) |
特急券:330円 乗車券:220円 |
お受け取り後 | 新幹線:券面金額の30% 特急券:券面金額の30% 乗車券:220円 |

ボクの場合は、チケット発券前だったので、片道550円ずつの払い戻し手数料でした
新幹線の場合
座席の種類 | 特急券 | 乗車券 | 合計 |
---|---|---|---|
自由席 | 220円 | 220円 | 440円 |
指定席(2日前まで) | 330円 | 220円 | 550円 |
普通車指定席(前日以降) | 30% | 220円 | 特急券価格の30%+220円 |
中止の可能性のあるイベントに参加する場合のJRの予約に関しては、予約と払込だけは済ませておいて発券はギリギリにした方が無難だといういうことがコレをみてわかります。
自動車の場合
自家用車で行く予定にしていた場合、とくに今回の参加のためだけに、自動車に追加装備をしたなんて場合を除いては、とくにキャンセルするものもないので、別段することはありません。
また、レンタカーを予約していた場合は前日のキャンセルとなると、ほとんどのレンタカー会社は30〜50%ほどのキャンセル料が必要になるので、仕方ない出費として諦めましょう。
宿泊費の対応
宿泊費に関しては、予約サイトというよりは、各宿泊施設によってキャンセルポリシーが異なります。
1週間ほど前からキャンセル手数料が必要な場合もあれば、当日ギリギリまで必要なくて、チェックイン時間になると100%必要だったりと様々。
トライアスロンを含め、天候により中止の可能性のあるスポーツやイベントのために予約する宿泊施設は、施設や価格だけでなく、ギリギリまで待ってくれるような内容のキャンセルポリシーかどうかを確認することも大切です。
レンタルグッズがある場合
写真出典:Amazon
今回、電車で移動することにしていて自転車は配送を依頼せず、輪行の予定でした。
そして輪行については、ボクが持っている輪行バックではなく、キャスター付きのものをレンタルしていたのですが、それは開催が中止になったタイミングでは、既に自宅に届いていたため、もちろん支払いが済んでいて、キャンセルはできません。
トライアスロンなどで遠征する場合、レンタルグッズは出発日の前日、期間に余裕があれば前々日に届くようにレンタルします。台風で中止になるような場合は直前に発表になるため、すでに間に合いません。
現地の友人への連絡
現地に友人がいて、応援に来てくれるとか、そこまで約束してなかっても、出場することを伝えている場合は、応援に来てくれる予定にしてる場合があるので、中止になったことはキチンと連絡しておきましょう。
【最後に】トライアスロンやその他スポーツに限らず、屋外のイベントはどうしても天候に左右されるので、中止があることを想定して予約しよう
トライアスロンなどスポーツイベントに参加するならば、その日のために一生懸命トレーニングをつんで体作りをするので、中止になることを考えたくはないのですが、かかる経費については別として冷静に考えて予約をした方が良さそうです。
鉄道の予約も、勇んで発券したりしてしまうと、払い戻ししたときの手数料が高くなってしまいます。
中止となると、どうしてもテンションが下がってしまいますが、それにまつわるキャンセルの手数料まで大きくなってしまうと、余計にテンションが下がります。
悲しい気分にならないように、注意しましょうね。
では、また。最後まで読んでくれてテリマカシ。