GARMIN「ForeAthlete 645 Music」登場! 単体で音楽が聞ける以外、他のモデルとの違いは?

GARMINというメーカーは、新製品を開発するサイクルがとても早く、またまた新しい製品が発表されました。
GARMINとしては、初の試みで内蔵のメモリに最大500曲の音楽データを保存することができて、イヤホンとBluetooth接続することで、音楽が聞けるという優れものです。

Apple Watchや、Android Wearだと当たり前だよね?

いやいや、スポーツに特化しているGARMINがやるから、スポーツに最適化されてるんですよ!
MUSICと冠している以上、単体で音楽を聞けることが特徴なんですが、ソレ以外はどうなのかを見てみたのと、ボクの持っているfenix5Sapphireと、最近発売になったタッチパネルが特徴のvivoactive3と比較をしみてみました。
「ForeAthlete」と付くだけあって、きっちりGPSウォッチとして使える
GARMINは、いつくかシリーズがあって「ForeAthlete」は、スポーツ色が強く、vivoシリーズはライフログ系という住み分けになっています。

ココ最近見ていると、その区別の必要ないくらいにお互いが接近している気がしますが・・・
「ForeAthlete 645 Music」も、GPS+みちびき、GLONASSと複数に対応しているためGPSの補足は早いだろうし、MOVE IQにも対応しているので、腕の動きで何の運動をしているのかを把握して、そのまま保存してくれます。
その他、自転車のスピードセンサーや、ケイデンスセンサー(ペダルの回転数を測るセンサー)に対応していたり、スイムの距離や泳法も記録できるなどマルチに使うことも可能で、ガチで運動しようという時に使っても、あまり不満は無い性能だと思います。
ボクが気になった点をGARMINの他モデルと比較してみる
ForeAthlete645 Music | vivoactive3 | fenix5 Sapphire | |
---|---|---|---|
レンズ素材 | 化学強化ガラス | 特殊強化ガラス | サファイアガラス |
重量 | 42.2g | 43.0g | 87.0g |
ディスプレイサイズ | 42.2g | 43.0g | 87.0g |
稼動時間 | 30.4mm | 30.4mm | 30.5mm |
光学心拍計 | スマートモード:最大7日間 音楽再生+GPSモード:最大5時間 |
GPSモード:最大11時間 Smartモード:最大7日間 |
最大14日(ウォッチモード+光学心拍計) 最大21時間(トレーニングモード+GPSモード+光学心拍計) 最大44時間(ウルトラトラックモード+光学心拍計) |
Bluetooth | ◯ | ◯ | ◯ |
Wi-Fi | ◯ | ◯ | |
その他 | タッチパネル | 自動マルチスポーツ(ワンボタンで切替可能) | |
価格 | 49,800円 | 32,223円 | 74,800円 |
稼動時間が短いことだけが不安
GPS+音楽を聞くという使い方では、5時間しかもたないようです。
フルマラソンの大会で、これを使おうと思うと、サブスリーランナー(3時間台で走るランナー)でも、自宅から走り終わるまでは充電できないことを考えると、ちょっと不安な数字です。
ロードバイクで使うときなど、音楽を聞かない場合の稼働時間が掲載されていませんが、それほど長くないことは想定できるので、長時間続けて使うことを想定してのモデルではないようです。
音楽はスポーツクラブの中が一番便利
ボクとしては、この「ForeAthlete 645 Music」が一番便利に使えるというシチュエーションは、おそらくスポーツクラブではないでしょうか?
通常ランニングをするときは、何らか緊急のことがあることも想定して、スマートフォンを持っていくと思います。

ボクは持っていってます
反対にスポーツクラブで音楽を聞きながらトレーニングをするときは、スマートフォンはできればロッカーに入れたままにしておきたいと思うのではないでしょうか。
ボクの場合、フリーウェイト(ダンベルやバーベルを使う)とトレッドミル(ベルトコンベアみたいなやつ)とエアロバイクがメインなのですが、それぞれ移動する度にボトルとタオルとスマホを持っていかないといけないというのが面倒だと感じます。
そう考えると、スマホ無しで音楽が聞けてGARMINの「MOVE IQ」機能で自動的に運動を判別して記録してもらえるというのは、使い方としてかなり便利だと思います。
【まとめ】「ForeAthlete 645 Music」は、スポーツクラブで使う、10km程度のランニングをするなどの使い方に向いている
「ForeAthlete 645 Music」の特徴は、なんと言っても「スマホ無しで音楽が聞けること」。
この特徴が一番活かせる場所というのは、スマホをロッカーに置いたままにしておきたいスポーツクラブでの利用だと考えます。
また見た目も、最近のGARMINの特徴で丸いフェイスで少し大きめだけども、時計として使えなくもないデザインのため、いつも身につけてライフログバンドを兼ねての使用もよいと思います。
ボクも、ちょっと「おっ」となりましたが、稼働時間を考えると、当面「fenix5」を満足して使えそうです。
では、また。最後まで読んでくれて、テリマカシ。
【関連記事】少し待っておけば良かった? GARMIN vivoactive3新登場につき、fenix 5 Sapphireと比較してみた
【関連記事】運動する人しない人にかかわらず、すべての人に心拍数を測る習慣をもって欲しいと思う理由
【関連記事】GPSウォッチ「GARMIN fenix5 Sapphire」レビュー 高機能で普段使いもできるデザインがいい
自分にピッタリのGARMIN(ガーミン)ウォッチを探すなら、この記事を読んで!