トライアスロンで使えるGPS機能付きランニングウォッチはコレで決まり!

トライアスロンが好きな健康オタクのWEB屋さん、うえせい(@charin_co)です。
ボクも練習のため、もちろんランニングをするのですが、その時にやっぱり自分がどのくらいの距離をどんなペースで走ったのか?は気になるもの。
最近は、スマートフォンのアプリで計測している人も多いのではないでしょうか?
健康のために走るだけならいいのですが、マラソンのレースに出たり、私のようにトライアスロンを始めたりするとたちまちスマートフォンでは、GPSを長時間使い続けることになり、バッテリーがもたなくなってきます。

まあ、マラソンのレースで「2時間台で走っちゃうよ」なんて方は、スマートフォンで大丈夫ですが(^_^;)
そんな時に使いたいのが、GPS機能の付いたランニングウォッチです。
そして、その中でもトライアスロンで使いたいとなるとかなり、絞られてきますので、どんなものが使えるのか?をご紹介します。
トライアスロン用途になるとメーカーは「GARMIN」と「Polar」の2択
トライアスロン用のランニングウォッチとして、ボクが重要視しているのは次の3点。
- マルチスポーツに対応しているか、もしくはトライアスロン用のもの
- メーカーのラインナップに、スマートフォンと同期できるGPS付きサイクルコンピューターがある
- 別売りオプションを、自転車に取り付けるとペダルの回転数等が計測できる
そもそも、ランニングしか使えないのであれば、トライアスロンのように複数のスポーツのログを全部取ることは不可能。
自転車にサイクルコンピューターが付いていたとしても、同じメーカーのものでないと計測したデータを一元管理できないので、あとでどんな結果だったのか?がわかりにくくなります。
そして、バイクの上達のためにはペダルの回転数は測りたい。
バイクというのは、重いギアを必死で踏むよりは、ずっと同じ回転数をキープして、変速で調整する方がずっと楽に速く走れる。
そのためにはケイデンスというのですが、回転数を測ることがベスト。
しかし、そのセンサーを自転車用品のメーカーではなく、GPS付きランニングウォッチのメーカーで、オプションで発売しているとなると、かなり限られてきます。
その結果、「GARMIN」と「Polar」の2択ということになります。
GARMIN(ガーミン)
GARMINというメーカーは、カーナビも発売しているくらいGPSに強いメーカーです。
このため、ランニングウォッチのラインナップもかなりたくさんあって、普段使いができそうなタイプだったり、アウトドアやゴルフに用途を絞ったものもあります。
その中でトライアスロンで使うとなると、次の2タイプがオススメです。
2タイプともに、トライアスロンなどのマルチスポーツでは、ボタンを1回押すだけでスポーツの切り替え可能なところが嬉しいです。
GARMIN(ガーミン) ランニングGPS「ForeAthlete 920XTJ」
ForeAthlete 920XTJは、ラン(屋内/屋外)、サイクリング(屋内/屋外)、スイム(プール/オープンウオーター)や筋トレなど複数のトレーニングに対応しています。
HRM-Runなどの胸バンドを装着することで、ランニング中のピッチ、接地時間、接地時間バランス、ストライド幅、上下動、上下動比が測定できます。
GARMIN(ガーミン) ランニングGPS「ForeAthlete 935」
ForeAthlete 935も、ForeAthlete 920XTJ同様にラン(屋内/屋外)、サイクリング(屋内/屋外)、スイム(プール/オープンウオーター)や筋トレなど複数のトレーニングに対応しています。
ForeAthlete 920XTJの上位モデルとなり、HRM-Runなどの胸バンドなしで簡単にランニング中のピッチ、接地時間、接地時間バランス、ストライド幅、上下動、上下動比が測定できます。
Polar(ポラール)
GARMINがGPSなら、Polarは心拍センサーです。
ポラールはいち早くハートレートモニター(胸に着けるタイプ)の製品化した心拍計のパイオニアです。
このため、心拍数の計測に関しては他社製品よりも正確で、心拍数から計算した消費カロリーや運動強度においてもかなり正確なデータを見ることが可能になっています。
そのPolarから発売されているトライアスロンモデルは次の製品です。
Polar(ポラール)V800Ⅱ HR
出典:Amazon
もちろんマルチスポーツ対応で、トライアスロンではスイム・バイク・ランの切り替えはとてもスムーズです。
また、心拍数に関しては付属の胸に巻くタイプの心拍計か、別売のアームバンドタイプで計測することにはなりますが、かなり正確なデータを取ることが可能です。
これも別売だが、自転車のケイデンスセンサー(ペダル回転数を測る)やスピードセンサー(GPSだけよりも正確に計測が可能)がわりと安価で導入がしやすいのも嬉しいところです。
番外編:うえせいが使っているスマートランニングウォッチPOLAR(ポラール) M600
出典:Amazon
これまで紹介したモデルは、トライアスロン用でスイム→バイク→ランという競技の切り替え(トランジッション)がスムーズで、それぞれのトレーニングも細かく分析できるようになっています。
それに対して、ボクの使っているPOLAR(ポラール) M600は、マルチスポーツに対応してはいますが、切り替えはちょっともたつきます。
ただし、POLAR(ポラール) M600の一番の特徴はAndroid Wearが搭載されているスマートウォッチだということです。
スマートフォンの通知はもちろん、さまざまなアプリをインストールすることも可能。
それでも、Apple Watchを始めとするスマートフォンと大きく異るのは、スポーツで使うことを最優先にしていて、液晶の解像度を落としたり、その他引き算できるものはして、他のスマートウォッチに比べ長く連続で使うことが可能になっています。

トライアスロン好きのWEB屋さんとしてはちょうどいい感じのランニングウォッチです。
【まとめ】ガチで使うならトライアスロン用が便利だが、バイクとスイム(屋内含む)に対応しているならOKで、好きなものを使おう
とにかく、ガチで使いたい方で、なるだけGPSは正確で、いかに効率的にトレーニングが行えているかが知りたいなら、GARMIN。
そして、正確な心拍数から運動効率を上げたいならPOLAR。
この2択で考えるといいと思います。
また、少しくらいトライアスロンのレースの時に切り替えがもたついてもOKという方は、バイクとスイム(屋内含む)にも対応しているタイプのGPSウォッチを選べば、トレーニングのときなどは快適に使うことができますし、気に入ったデザインなら普段使いも可能です。
ランニングをしているけど、将来的にはトライアスロンも出たいという方は、最初からこのようなGPSランニングウォッチにしておけば、安心でしょう。
では、また。最後まで読んでくれて、テリマカシ。
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