スロージョギングで、レースのタイムを伸ばす計画を実行している理由 〜ランニングをする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング〜
その日の調子に合わせて、できるだけ速いペースで走るという単純なトレーニング。
もしくは、たまにインターバルランニング(1kmずつペースを変えて走っています)をしていたくらいのうえせい(@charin_co)ですが、このたびスロージョギングを取り入れることにしました。

ちなみに、トップに表示してある写真には、スロージョギングした時のログですが、3kmほどを30分近くかけて走ってます。
スロージョギングとは?
スロージョギングというのは、歩くくらいのゆっくりの低速で走ることです。
私の場合、いつもは1kmあたり5分半くらいのペースで走っていましたが、これを1kmあたり10分程度かけて走ります。
つまり、約2倍近い時間をかけて同じ距離を走ることになります。
スロージョギングには、どんなメリットがあるのか?
スロージョギングというのは、ゆっくり走ることというのは分かるのですが、どのようなメリットがあるのか?というと、次のようなものがあげられます。
- ゆっくり走ると、有酸素運動となり脂肪を優先して燃焼してくれるのでダイエットになる
- 楽に走ることができるので、継続しやすい。
- 早く走っても、ゆっくり走っても時間あたりの消費エネルギーは変わらないことから、長時間運動できる方がたくさんエネルギーを消費できる
- 自分が楽に感じられる状態のままペースを上げていくことで、楽に走りながら、結果的には徐々にタイムをあげることが可能
- 疲労物質である乳酸がたまりにくいので、疲れず長距離を走ることができる
反対にデメリットというのは、「やった感」が無いというくらいではないでしょうか?

たしかに、走ったあとの爽快感はあまりありませんね。
ゆっくり走るなら、ウォーキングの方がいいんじゃないのか?
これは、誰でも思うことなんですが、ランニングというのは走っている時間あたりのエネルギーの消費量が一定であるため、スロージョギングはウォーキングと同じスピードであっても、エネルギーの消費量が多くなるということです。
あと、やはりランニングとウォーキングでは根本的に違う筋肉を必要とすることから、マラソンを目指している方や既にマラソンを趣味として行っている方にとっては、違う運動をすることになり、メリットにはなりません。
つまり、ダイエット目的、レース目的双方でスロージョギングはすごくメリットがあり、いい運動になるのです。
「ランニングをする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング」という本から学びました
この本は、運動生理学を専門で研究している著者の田中宏暁氏が、運動のストレスとホルモンの関係を調べるために、自ら実験台になっているウチに導き出したものをまとめたものです。
とても、専門性が高く難しい内容も多いのですが、科学的に裏付けられた理論でスロージョギングを取り入れるメリットが、とても腹落ちします。
私も、スロージョギングは始めたばかりですが、焦らず結果を出していこうと思っています。
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