フィジーク ノーズレスサドル「TRITONE 5.5」の快適さとデメリット

見慣れない方には、かなり変な形をしたこのサドルは、ノーズレスサドルと言って先の方がカットされた形になってるサドルです。
トライアスロンのバイクパートでは、ロードレースと違ってレース中に前傾になっていることが多いんです。
このため、会陰部(股間)が圧迫されて痛みがでたり、男性の場合EDになったりすることがあるらしいです。
いままで、うえせい(@charin_co)は、サドルであまり悩んだことがないのですが、最近自転車のフォームをかなり前傾のキツイ乗り方に変えたことから、痛みが出る前にサドルで対処をしておくことにしました。
なぜ、多いかはややこしいので、ご紹介するサイトに詳しく書いてあるので、興味のある方は読んでください。
フィジーク ノーズレスサドル「TRITONE 5.5」の快適さとデメリット
箱から出した瞬間からの感想は・・・

なんか変な形
フィジーク「TRITONE 5.5」を箱から出して、全体を見てみる
ロードバイクに装着するサドルにしては結構クッションがしっかり入っていて、中心にかなり深い溝があるのが特徴です。
ノーズレスサドルを正面から溝を見てみると
この溝は前から、後ろへ行くとドンドン細く浅くなっていることがわかります。
前からの角度を変えて見てみると、ノーズフックが確認できる
ノーズが無いことから、バイクラックに引っ掛けることが難しいのですが、そのあたりのことも考慮されていて、「トランジションフック」をノーズ部分装備しています。
トライアスロン用を謳っているので、スイムからバイクへのトランジット時にずり落ちないようにできています。
専用のキャリッジキットを装備
写真で見えている赤い部分はアダプターみたいなもので、これを外して、下の写真の「キャリッジキット」を取り付けると、ボトルゲージなどを装着できるようになっています。
この辺りも、トライアスロン仕様ですね。
フィジーク「TRITONE 5.5」を装着して、実際に乗ってみた感想
ノーズレスのサドルなので、見たまま先っちょがありません。
このため、いまままで使っていたサドルにあった部分が無く、アノ部分に当たるものがありません。
先にちょこんと乗っているような感覚かとも思いましたが、実際に乗ってみると意外に安定しています。
また、通常のサドルバッグとは逆に後ろ部分が長くなっているので、前後にもある程度移動して乗ることもできるので、ポジションを変えて乗ることも容易でした。

前傾姿勢をキープして乗るには、かなりいいサドルですよ!
ノーズレスサドルに乗って感じたデメリットは
いまのところ、私にとってはあまりデメリットらしいものはないのですが、強いて言うならば次の2つくらいです。
- 同じクラスのサドルからすると、ちょっと値段が高い
- 下りとか、カーブで大きくバイクを傾ける時などに、股で挟むことができないので、安定しないこと
【まとめ】前傾姿勢で乗るなら、ノーズレスサドルはかなり使えます
- 会陰部(股間の下の部分)に当たる部分が無いので、快適
- 前後に意外と長いので、ポジションを変えるのも容易
- バイクラックにもちゃんと引っ掛けられる
- 標準でキャリッジキットも付属
- 玄人っぽくてかっこいい
こんな理由で、超お気に入りです。
トライアスロンバイクに乗っていて、股間の痛みがある方は、ぜひ使ってみてくださいね!
では、また。最後まで読んでくれてテリマカシ。
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ちなみに、少しだけ幅広の6.5もあります。